無痛分娩の流れ出産レポ後編!痛くない出産~気になる産後の経過まで

この記事は、無痛分娩で第一子を出産したわたしの体験レポート【後編】となっています。

後編では、麻酔が効いてから子宮口全開までの過ごし方や、実際のお産のようす、後処置や産後の経過までをお伝えします。

ちなみに前編では、陣痛開始から麻酔の処置のようすまでを詳しくお伝えしています。

前編を見逃している方は「無痛分娩の流れ出産レポ前編!陣痛開始から麻酔が効くタイミングまで」からどうぞ!

それでは無痛分娩での出産レポ後編、はじまります~。

自然無痛分娩で麻酔が効いてからの流れ

午後0時30分、子宮口全開まで映画を見て旦那氏と過ごす

麻酔が効いて家族との面会が許可されてからは、旦那氏にずっと付き添ってもらうことができました。

ただ、子宮口が開いているか確認するときや、導尿などの処置のときは席を外してもらいました。

この付き添い時間では映画を観ることができ、「美女と野獣」と「ラ・ラ・ランド」を流してもらいました。実を言うとあんまり見てないけど、どっちもミュージカル調だったから流れてくる音楽聞いてるだけで明るい気持ちになれましたよ。

無痛分娩で旦那氏にやってもらえたこと

痛みはほとんどないかわりに陣痛がくると腰とお尻が圧迫されるんですが、助産師さんがめっちゃいいタイミングで腰を押してくれるんですよね。

腰から麻酔が入ってるから、旦那氏に腰を押してもらうのは無理なのかな?と思ったんですが、聞いてみると「旦那さんがやっても大丈夫ですよ!」と笑顔でGOサインいただきました。

旦那氏も助産師さんから腰の押し方を教えてもらい、やってもらいました。

助産師さんが押してくれるほうがそりゃあ上手いし楽になったけど、旦那氏も一生懸命がんばってくれたので、気持ちがうれしかったです。無痛で痛みを感じないからこその余裕かもしれません。

あと、飲食は禁止でしたが氷とアメをなめることだけは許可が出たので、ひたすら旦那氏に氷を口に入れてもらってました。

無痛分娩の場合、痛みがないので旦那さんにやってもらうことは少ないです。

でも赤ちゃんが下りてくるまで夫婦二人でゆっくり過ごすことができたので、とてもよかったなと思っています。

恐怖の導尿も痛くなかった!

さて、水を飲めない代わりに点滴をガンガン投与されているので、尿はどんどん作られています。

けれど麻酔が効いているので尿意はまったく感じず、しかも立ってトイレに行くこともできないので、導尿の一択です。

よく出産レポで「導尿が痛かった!」という感想を見かけていたので、導尿が怖すぎたわたし…。

ですが、麻酔のおかげで導尿の痛みはまったくありませんでした!

ちゃんと管が入ってくる感覚は分かるのですが、別にそれだけ。というか、こちらが何もせずとも勝手に尿が出てくれるので、なんと楽なことか。

陣痛中のトイレ移動ってキツイんですよね。それがなくなるのも無痛分娩の良いところだと思いました。

麻酔の副作用で肌がかゆくなる

しばらく「美女と野獣」を観ていると、腕がかゆくなってきました。

助産師さんは「麻酔の副作用でよくあるかゆみです。麻酔が切れるとかゆみもなくなりますよ」とのこと。

とくに皮膚にプツプツなども見当たらず、本当にかゆいだけ。でもガマンできる程度なので、あまり気にしないことにしました。

痛みが増してくると麻酔を追加

「美女と野獣」がフィナーレを迎えるころ、ほとんど痛みのなかった陣痛をふたたび感じるようになりました。といっても痛みレベル3~4くらいですけど。

助産師さんに伝えると、「じゃあ麻酔を追加しましょうか。ガマンしなくていいのよ~」と言ってもらい、少しだけ麻酔を足してもらいました。

そして子宮口も9センチほどに開いていたのでびっくり。こんなに早く進むものなんですか。

無痛分娩は痛みが減るからリラックスできて、子宮口が広がるのも早いんだよ」と助産師さん。

どこかで無痛分娩の欠点はお産が長引く…と目にしたことがあったのですが、わたしの場合は逆だったようです。

 

午後3時、子宮口全開に!いよいよお産開始

ついに子宮口が全開に!いよいよお産の準備をはじめます。

立ち会い出産のための準備

旦那氏も立ち会いができるよう、いつのまにか医療用のガウンを着てくれていました。

ずっと処置台で横向きになっていたわたしも仰向けに。

分娩台に移動することはなく、処置台にも足を乗せるところがあるので、このままいきみます。

カエルのように足を開き、太もものところを自分で抱えるように言われました。きっととても恥ずかしいポーズなのでしょうが、お産のときにそんなこと言ってられません。

助産師さんの声かけに合わせていきむ!

いよいよ陣痛のタイミングに合わせていきみ出します!

「無痛分娩は麻酔が効くので、いきむ感覚はよく分からない」と聞きますが、おなかが張ってくる感覚があるのでタイミングは分かります。

いきみ方ですが、まさに「う〇ちをする感じ」です。思いっきりう〇ちをきばる感覚で力をこめると、助産師さんから「めっちゃ上手!」と褒めてもらえました。

目を閉じず、息を止めながらいきんで!」とコツを伝授してもらい、その2点に集中します。

会陰切開もまったく怖くない

無痛分娩では会陰切開をしなくてもいいことが多い…とどこかで聞きましたが、わたしの場合アッサリ切られました。

「会陰切開するかもしれないので、下の毛だけ剃ってていいかな?」と言われ、いつのまにやら助産師さんに会陰まわりだけ剃られていました。

その間も7~8回はいきむのをくり返し、だんだん赤ちゃんの頭が見えてきたころ、産科医の先生が登場。

そして「会陰は切ったほうが赤ちゃん出やすそうだから、ちょっとだけ切りますね」とクールに言われ、「はい」としか言えないわたし。

これまた会陰切開を怖がっていたのですが、麻酔のおかげで会陰を切られる痛みもまったくなし!

プチ、プチ…という音だけ聞こえてきます。なんだかシュール。

 

午後3時30分、赤ちゃん誕生

会陰切開をしたあとは本当にあっという間。

切開後、2~3回くらいいきんだときに「おかあさんこっち見て!」と言われ、目をやった瞬間に赤ちゃんがスルッと出る感覚が。

陣痛がはじまってから約13時間半、2600グラムの女の子が無事に産まれました。

赤ちゃんの産声が聞こえて、ただちに号泣するわたしでした。

産まれたばかりの赤ちゃんを抱っこさせてもらう

へその緒を切られた赤ちゃんは元気だったので、すぐに抱っこさせてもらえました。

1分ほどの短い時間でしたが、産まれたての赤ちゃんの顔を見ることができましたし、元気に泣いていることも分かってとても良かったです。

「あなたがおなかに入ってたのね、無事に出てきてくれてありがとう」という気持ちでいっぱいでした。

その後、赤ちゃんは処置のために別室へ運ばれていったのでした。

立ち会っていた旦那は何をしていたか

さて、立ち合いを希望していた旦那氏についてもお伝えします。

ガウンを着たものの、つねにわたしの頭の後ろにいたため、お産で飛び散る血など浴びることはありませんでした。

まあちょっとは血が見えたそうですが、そこまで大量でもなかったし血が苦手でもなかったので許容範囲だそうです。

わたしがいきんでいる間は、ひたすらうちわで扇いでくれていました。

そしていきむ合間の休憩中に「あとちょっとやで」「うーちゃん、がんばって」と応援してくれました。

手を握ってもらえれば嬉しかったのですが、わたしが自分の太ももを抱えさせられたため、それは叶いませんでしたが…。

赤ちゃんが産まれた瞬間は、旦那氏も泣きそうになったらしいのですが、わたしが号泣しているのを見てなぜか冷静になって涙は引っこんだそうです。なんかごめんね。

カンガルーケアが終わり赤ちゃんが別室に移ったあと、わたしの後処置のために旦那氏も分娩室を後にしたのでした。

 

午後5時くらいまで後処置、赤ちゃんの様子をモニターで見れる

無痛分娩の後処置ですが、これがけっこう時間がかかりました。

赤ちゃんが産まれてすぐにNSTは外されます。

胎盤も5分ほどでスルッと取り出してもらいました(あとで見せてもらった胎盤は、まさにでかいレバーでした)

子宮内圧を測定していたカテーテルも抜かれ、切られた会陰も縫合されます。これもまったく痛くありませんでした。

あとは膣に綿をつめられたり。おまたの処置は何をされているのかよく分からないのですが、全部で1時間くらいかかりました。

けれど映画を映していたモニターに処置中の赤ちゃんの様子が映し出されているので、赤ちゃんのようすを見ていたらあっという間に自分の後処置も終わっていたような気がします。

おまたの処置が終われば、硬膜外麻酔のカテーテル(管)も取りのぞかれます。麻酔をしたときと同じように横向きになって、管を抜かれるだけ。もちろん痛みはなし。

麻酔の管を抜いてから5時間ほどで感覚が戻ってくるとのことでした。最後にもう一度だけ導尿をして終了。

 

午後9時まで観察室で安静に過ごす

無痛分娩では産後も何が起こるか分からないので、産んでからも5時間は安静です。

ナースステーションに一番近い観察室という部屋で状態をチェックしてもらっていました。もちろん分娩室からの移動は寝たままで、ストレッチャーで運ばれました。

観察室では1時間ほど心電図と血圧のモニターをつけられ、ベッドに横になります。

お水はすぐには飲めず、1時間後のようすを見て許可が出ました。問題なく飲めたので、ごはんもOKに。おいしい産後食を出していただきましたよ。

点滴も2時間ほど続きましたが、その後抜いてもらいました。

5時間後、はじめて歩くときにはまだ麻酔が残っていたり、フラついて転んでしまう危険があるので、必ずナースに付き添ってもらいます。

わたしの場合、3時間くらいたてば足のしびれは消えていたため、5時間後の歩行も問題なく歩けました。

ナースに太鼓判をもらえれば、晴れて自由に歩けます。その足で入院部屋へと向かい、わたしの無痛分娩の一日は幕を閉じたのでした。

 

無痛分娩をした次の日からの調子はどう?

一晩ゆっくり休ませてもらい、朝起きてからも足には違和感はまったくなく、歩行もスムーズです。

麻酔の副作用のかゆみは寝る前まであったのですが、それも感じなくなっていました。

ただ、会陰切開の痛みと子宮が収縮する痛みははっきりとわかるように。

とくに会陰切開の痛みはガマンできず、痛み止めをもらって2日間はしのぎました。3日目からはガマンできるレベルになったので薬は使わず乗り切りましたよ。円座はマストアイテムになり、退院してからも1週間ほど使っていました。

産後のトイレが心配でしたが、導尿を痛みを感じず力まなかったおかげか、おしっこするときも痛くありません。お通じも意外と痛みはなくスルッと出ました。

ただわたしはお通じ自体よりも、お通じがしたくなったときの肛門が圧迫されるような痛みがつらかったです。

 

無痛分娩の流れまとめ

以上、わたしの無痛分娩の流れレポートでした。

無痛分娩をすこしは身近に感じていただけたでしょうか?

お産は人によっていろんな形があると思いますが、少しでも参考になればうれしいです。

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