男性が育児休業を円満に取得する3ステップ!育休の意外なメリットとは?

旦那氏

子どもが産まれたら、育休を取って奥さんと一緒に子育てを頑張りたいな。でも男が育休取るって会社的にどうなんだろう…上司も認めてくれるか分からないし、同僚にだって迷惑かけてしまうんじゃないかな。男でもなんとかして円満に育休を取る方法ってないのかな…

と悩むプレパパのために、男性が育休を円満に取る方法について紹介します。

男性の育休って、実際に取得している人も少ないし、上司にもなかなか言い出しにくいですよね。

けれど今回で紹介する3ステップを踏めば、男性でも円満に育休を取得できる可能性が広がります。

その3ステップとは、

1、男性が育休を取得するメリットを知り、会社を説得できるだけの情報を得る
2、「男性が育休なんて…」といった心の足かせを捨てる
3、会社が育休を認めてくれる具体的アクションを起こす

この3ステップを詳しく説明していきますね。

円満に育休を取ることができれば、かわいい我が子の成長を間近で感じられるうえに、育休後の仕事の復帰もしやすくなりますよ。

 

男性が育休を取得するメリットを知り、会社を説得できるだけの情報を得る

男性が育休を取得するメリットを知り、会社を説得できるだけの情報を得る

まずはステップ1として、男性が育休を取得するメリットを知ることから始めましょう。

男性が育休を取得することで発生するメリットは、思っている以上に多くあります。

このメリットを知っておけば、会社を説得できるだけの武器を手に入れたも同然です。

男性が育休を取るメリット①出世の近道になる

男性が育休を取るメリット①出世の近道になる

「男性が育休を取ると出世できない」なんて話も聞きますし、不安になる気持ちはよく分かります。

けど少し考えてみてください。男性が育休取ると出世できないなんて、どこで聞きました?

ニュースコラムに書いてありましたか?

しかし、2016年の日本の男性の育児取得率は3.16%と発表されており、まだまだ少数派なのが現実です。

育休を取って出世できなかったの男性の話って、その3.16%のなかのもっともっと一握りですよね。

つまり、育休を取って出世できない男性はかなり少ないことが分かります。

また、男性の育休取得希望者は若い層になればなるほど多く、これからどんどん取得率が上がっていくことが予想されます。

育休先進国といえばスウェーデンですが、なんと40年前から男性の育休に力を入れています。

男性の育休取得率は約8割と驚きの数字です。

しかも、スウェーデンでは子育て中の若い層よりも、子育てを終えた年配の役員層のほうが育休取得率が高いことが分かっています。

これはつまり、育休制度が導入されたばかりのころに育休を取得した男性こそが出世しているということになります。

すごくないですか?育休取ると出世できないどころか、今後出世できる見込みがどんどん上がっていくんですよ。

彼らは育休の取得によって次のような能力・適正が高まり、人間として大きく成長した結果、出世できたと考えられます。

  • チャレンジ精神
  • 仕事の引継ぎに伴う後輩や同僚などの育成力
  • リスク管理能力
  • タイムマネジメント
  • 同時並行遂行能力
  • ストレス耐性
  • より広い視野

そして、育休を経験したパパは、ぜひ後輩にも育休を取ってもらいたいと思うようになります。

「育休を取りやすい会社にするには自分が出世すればいいんだ!」と、出世意欲を高めるパパも多いようです。

 

男性が育休を取るメリット②奥さんが産後しっかり休める

男性が育休を取るメリット②奥さんが産後しっかり休める

あまり男性は知りませんが、赤ちゃんを産んだあとの女性のダメージってものすごいんですよ。

お産のときに赤ちゃんは骨盤を通るのですが、狭いすき間を通るために頭でメリメリと無理やり押し広げます。

すると骨盤はグラグラで不安定になり、腰は痛み、普通に歩くことはできません。

また、おなかの中では赤ちゃんに栄養を送る胎盤がはがれたあとに、大きなカサブタのような血だまりができます。

このカサブタが完全にキレイになるまで時間がかかります。

ひどい場合はうまくふさがらなくて、カサブタから大出血となって倒れてしまう女性もいます。

他にもいろいろダメージはあるのですが、産後からもとの状態に戻るまで約8週間かかると言われています。

こんなに体が大変なとき、普通ならどうしてもらいますか?しっかり休んでもらいたいですよね。

だからこそ旦那さんが育休を取っていれば、家事・育児の担い手となり、奥さんの負担を減らしてゆっくり休んでもらうことができるのです。

 

男性が育休を取るメリット③里帰りのデメリットが解消される

男性が育休を取るメリット③里帰りのデメリットが解消される

男性が育休を取れないと里帰りせざるを得なかったりで、どうしても産後すぐの赤ちゃんとパパが接する機会は減ってしまいます。

産後すぐに赤ちゃんと触れ合えないことは、父親としての自覚が芽生えにくい原因となります。

また、パパと赤ちゃんとの間で愛着が深まりにくくなってしまいます。

「いや、俺は離れていようがわが子への愛着は日に日に深くなってるぜ!」と思っていても、赤ちゃんからの愛着が深まりにくいんですよね。

何より、里帰りするとパパとママとの間に育児スキルの差がついてしまうことも心配です。

男性が育休を取ることができれば、こういった問題がすべて解決できます。

夫婦一緒に試行錯誤しながら育児をスタートさせることができるので、夫婦間の絆も強くなります。

産後の里帰りについては、「奥さんの出産直前!赤ちゃんが産まれる前に新米パパがやるべき準備」でも詳しくお伝えしていますので合わせてご覧くださいね。

 

男性が育休を取るメリット④どんな状況にでも対応できる家庭になる

男性が育休を取るメリット④どんな状況にでも対応できる家庭になる

男性が育休を取らないと、どうしても「パパは仕事をして稼ぐ役割」「ママは子どもの世話をする役割」に分かれることが多くなります。

けれど、ママも仕事に復帰したいと考えているかもしれませんし、パパもずっと安定してお給料を稼いでいられるか分からない時代ですよね。

となると、家庭内で起こるイベントに対応するために、それぞれの役割を状況に合わせてチェンジしていくことが求められているのです。

ここでスムーズに事が運ぶかどうかは、役割スキル(技術)を得ているかどうかによります。

ママは多くの育児を通して「子どもの世話をするスキル」を得ますよね。

一方で、子どもを産んでいないパパが「子どもの世話をするスキル」を得るためには、ママ以上に意識して、子どもの世話を数多く体験しなければいけません。

その絶好の機会が育休になるのです。

「仕事をして稼ぐスキル」に加え「子どもの世話をするスキル」を習得し、家庭の安定を保つための大切な研修期間となります。

 

男性が育休を取るメリット⑤企業自体の評価も上がるよね

男性が育休を取るメリット⑤企業自体の評価も上がるよね

さて、男性が育休を取るのはまだまだ珍しいことだと何度もお伝えしました。

でもそんな珍しい男性の育休を前向きに許可している企業って、どう思いますか?

「男の人も育休がふつうに取れてるの?えーめっちゃいい会社じゃん」

と、わたしなら思います。

もしわたしが就職活動をしていて、同じような条件の企業がA社・B社の2つあるとして、A社だけが男性育休取得に前向きなら迷わずA社を選びます。

なぜなら男性育休に積極的な職場は、社員の家庭生活だって大事にしてくれているということだし、女性の社会進出にも理解が深いってことにつながります。

つまり企業イメージの好感度アップですよね。

これは企業側としての強みにもなり得ます。

 

男性が育休を取得するメリットについてはご理解いただけたでしょうか。

パパだけでなく、ママや子ども・企業にもメリットが大きいので「育休を取るって案外いいかもね」と気持ちも大きく傾いているはずです。

けれどまだ、男性育休のハードルは高い…と心の隅で思ってはいませんか?

一番のハードルは、パパ自身の心の中にあります。

 

「男性の育休なんて…」といった心の足かせを捨てる

「男性の育休なんて…」といった心の足かせを捨てる

男性が育休を円満に取得するためのステップ2は、次のような心の中の足かせを捨ててしまうことです。

・オレが育休で抜けることで、職場に迷惑をかけないかな

・今まで職場で男性育休とった前例がないからな

・プロジェクトが忙しくて今はそんな余裕ないよな

・あの上司のことだし、きっと反対するだろうな

・評価が下がるかもしれないな

・今話題のパタハラで異動させられるかもな

・奥さんとの収入差を考えたら、オレが休むと家計ダメージが大きいな

・うちの奥さん専業主婦だしな

など、男性が育休を取れない理由をあげて、「育休を取るのはやめよう」と自分の心の中で完結させてしまっていませんか?

上記のように考えて、育休を取らないパパはたくさんいます。

けれど、今思い浮かんだハードルは、「育休を取得する」と決めてアクションを起こせば、解決できるものばかりなのです。

次のステップ3さえ超えれば、円満な育休取得は目の前です!一つずつ見ていきましょう。

 

男性が育休を円満に取得するアクション6つ

男性育休の円満取得アクション①上司に数か月前から相談し、休業中の対応策を提示し一緒に考える

男性育休の円満取得アクション①上司に数か月前から相談し、休業中の対応策を提示し一緒に考える

男性が育休を円満に取るためには、事前の準備が肝心です。

一般的に育休の申請は1か月前までに…といわれていますが、なかなか男性の育休制度が整っていない企業では、1か月程度の準備期間では間に合わないでしょう。

できれば赤ちゃんが安定期に入って子どもができたことを初めて上司に報告する際、一緒に育休取得を考えていることを伝えられるとベストです。

そうすれば赤ちゃんが産まれるまで約5か月ほどありますし、関わっている仕事の調整や引継ぎも円滑に進めることができます。

上司に子どもができたことを報告するポイントは「【プレパパ必読】妻が妊娠したら覚えておきたい6つの心得」でも詳しく説明しています。

 

男性育休の円満取得アクション②前もって職場の協力を仰ぎ、引継ぎの準備をする

男性育休の円満取得アクション②前もって職場の協力を仰ぎ、引継ぎの準備をする

いくら男性の育休が法律で認められているとはいえ、まだまだ理解が進んでいないのが現実です。

こうなったら自分で理解を深めていきましょう。

「今度赤ちゃんが産まれます。奥さんだけに負担をかけたくないし、子どもの成長を一緒に感じたいので、育休取れたらめっちゃ取りたいんですよね!」

と、ことある事に職場で話題にしてみてください。

ポイントは、一回だけでなく何度も何度も、育休への気持ちをアピールして周囲に印象づけることです。

デスクにおなかの大きな奥さんと一緒に並んでいる写真を飾ってもいいですね。なんならデスクトップの待ち受けにしても。

だんだんと、周囲は「この人は家庭を大事にしてるんだなあ」と温かい目で見守ってくれるようになります。

育休を無事に取れることが決まった際も、協力してもらいやすくなるでしょう。

日頃から職場で良好なコミュニケーションを取ることも、円満な育休取得のための一つの準備です。

また、「お互い様」の関係になるように、同僚が困ったときのフォローを忘れずにいたいですね。

 

男性育休の円満取得アクション③法律的にも育休は権利として認められていることをやんわりと伝える

男性育休の円満取得アクション③法律的にも育休は権利として認められていることをやんわりと伝える

ここまで準備を進めても上司が渋い顔をするならば、法律を盾にしてしまいましょう。

「育児・介護休業法」で定められている育児休業は、労働者が子の誕生から原則1歳に達するまでの間、育児のために休業できる制度です。

1歳に達する日の翌日以降も保育園に入れない等の事情がある場合には1歳6ヵ月まで、その後もやむを得ない事情が継続する場合には最長2歳まで延長することができます。

さらに、パパが育休を取るための制度「パパ・ママ育休プラス」「パパ休暇」も導入されています。

「パパ・ママ育休プラス」とは、父親と母親両方が育休を取得する場合に「子が1歳2か月に達するまで」延長可能となるです。

「パパ休暇」とは、「1回の連続した休業」の取得が原則である育休について、父が配偶者の出産後8週間以内に育児休業を取得・終了した場合に限り、例外的に通算1年を超えない範囲での再取得が可能となる制度です。

あなたが制度の仕組みについても調べている姿勢を見せれば、上司も育休取得への本気度を確認できますね。

 

男性育休の円満取得アクション④上司だけでなく人事部などを巻き込む

男性育休の円満取得アクション④上司だけでなく人事部などを巻き込む

それでも上司が乗り気じゃない場合、育休の仕組みが分からなくて困っているのかもしれません。

ならば、育休制度を熟知しているであろう人事部に確認してみましょう。

人事部は、企業説明会などでも育休について説明する機会が多くあるため、相談にも応じてくれるはずです。

さらに押すならば、「出生時両立支援助成金」について会社に提示してもよいかもしれません。

「出生時両立支援助成金」とは、男性が育休をもっと取りやすくするための企業への助成金制度です。

簡単に言えば、一人目の男性育休取得者が出たら60万円(大企業は28.5万円)、二人目以降は一律15万円が給付される制度なのです。

「出生時両立支援助成金」の制度をあまり知らない企業もまだ多いようですので、今まで男性育休の前例がない場合はぜひ紹介してみましょう。

 

男性育休の円満取得アクション⑤評価や昇進・昇格基準を明確にしてもらう

男性育休の円満取得アクション⑤評価や昇進・昇格基準を明確にしてもらう

男性が育休を取ることでコワイのがパタニティ・ハラスメント、いわゆるパタハラです。

パタハラとは、積極的に育児に参加しようとする男性社員に対し、

・育児休業等の制度の利用を認めない
・差別的な発言や嫌がらせをする
・不合理な降格・降給をする

といったような不当な扱いをする新しいハラスメントです。

こんな不当な扱いを受けないために、社内で規定されている評価や昇進・昇格基準を改めて上司と示し合わせる必要があります。

 

男性育休の円満取得アクション⑥育休復帰後も高い意欲で働くことを伝える

男性育休の円満取得アクション⑥育休復帰後も高い意欲で働くことを伝える

会社側が心配しているのは、育休を取ることでできる穴だけではありません。

育休から復帰したあとの仕事ぶりに対しても少なからず不安があります。

・休業して会社を離れている時間が長ければ長いほど、育休以前のような仕事内容が望めないのではないか

・子ども優先で仕事に身が入らないのではないか

といったような心配です。

しかしこの心配を逆手に、上司にこう伝えてみてはどうでしょうか。

「復帰後は、妻一人に負担をかけないようなるべく早く帰りたいと考えています。そのため、仕事の効率化に取り組み、労働生産性を上げられるよう努力します」

家庭だけでなく、仕事にも意欲をみせることで上司の信頼は厚くなり、円満に育休へ向けて送り出してくれるのではないでしょうか。

もちろん、育休中も上司や同僚とマメに連絡をとり、会社の人間とコミュニケーションを途絶えさせないことも大事です。

 

まとめ:男性が育休を円満に取るためには「決意と覚悟」が必要

いかがでしたでしょうか。

男性が育休を円満に取るためにできる3ステップをまとめました。

  1. 男性が育休を取得するメリットを知り、会社を説得できるだけの情報を得る
  2. 「男性が育休なんて…」といった心の足かせを捨てる
  3. 会社が育休を認めてくれる具体的アクションを起こす

男性が育休を取る制度も進んでおり、意外と会社はあっさり認めてくれることも多いです。

ですので、最終的に肝心なのは自分の気持ち、「育休を取得する!」という決意と覚悟ではないでしょうか。

今回紹介した方法で、ぜひ円満な育休ライフ・子育てを満喫できますようにお祈りしています。

育休を取るなら「プレパパ・新米パパ必読!妊娠したら旦那に読んでほしい育児本のオススメ7冊」で紹介した本を読んでおけば、理解がさらに深まりますよ!

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