無痛分娩出産レポの続きです。
出産レポをはじめから読む↓
無痛分娩出産レポ1「破水にご用心」
前回のお話はこちらです↓
無痛分娩出産レポ9「麻酔が効いてすぐに感じたメリット」

仮眠をとるために一旦帰宅していた旦那氏。
麻酔の処置が終わるころに戻ってきてくれていました。

「節約のためにも痛みに耐えられれば無痛分娩はやめておく」と話していたのですが、痛みを我慢できずに無痛分娩にしてもらったので、少し後ろめたさがありました。
しかし旦那氏はこころよく受け入れてくれ、赤ちゃんを産むわたしにとって辛くなければ一番よいと笑ってくれました。
それからは子宮口が全開になるまで、痛みをほぼ感じることなく過ごします。

麻酔を入れてから2時間ほどゆっくりできました。
夫婦2人の最後の時間をこんなふうに穏やかに過ごせて、無痛分娩にしてよかったと心から思います。
ただ陣痛のたびに腰がだるくなり、お尻に圧がくるのが続きます。

すると助産師さんが腰を押してくれ、とても楽になりました!

普通分娩でも、陣痛のたびに腰やお尻を押してもらうと楽になると言いますが、無痛分娩でも同じでした!
痛みはほとんどないのですが、押してもらうだけで負担が軽くなります!
ただずっと陣痛のたびに助産師さんに押してもらうのも悪いなあ、と思い始めたわたしは、旦那氏にもやってもらえないか聞くことにしました。

無痛分娩で麻酔の管が腰から入っているので、素人がさわっちゃいけないのかな?と思って確認してみましたが、大丈夫との返答をいただきました!
旦那氏はこのとき「やっていいの!?」という心境だったそうですが、助産師さんのレクチャーを受け…

旦那氏も頑張って腰を押してくれてはいるのですが、助産師さんが押してくれたときのほうが楽なんですよね…
男性の力のほうが強いはずなのに不思議ですよね。
助産師さんの技術の高さをうかがえた瞬間でした。

何度か旦那氏の方を見て助産師さんはなにかを見極めたのか、早々に切り上げを提案しました。
旦那氏に申し訳ないなと思いつつも、助産師さんグッジョブと思ったわたしでした。
そして次なる旦那氏のお手伝いとは…

麻酔中は飲食禁止でしたが、喉は乾くので少量の氷ならなめてOKでした。その氷を食べさせる係です。
この氷も最初は助産師さんが食べさせていてくれたのですが、作業の手を止めて何度も頼むのが申し訳なくなっていました。こういった小さなお願いごとこそ旦那氏のほうが頼みやすかったです。
次回では、子宮口がほとんど全開になるところまで進みます!
